平素は千葉電力をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、千葉電力では、今後弊社の電気需給約款の一部を改定し、「電源調達費調整制度」の適用を6月より開始いたします。本変更はすべてのお客様を対象とするものですので、最後までご確認くださいますようお願いいたします。
現在、世界各地における発電燃料(液化天然ガス、石炭、原油など)の価格が高騰している状況を受け、電力取引価格に影響を与えております。
また、昨今の報道などでご存知のとおりロシアによるウクライナ侵略などの影響で世界の原油価格や需給に大きな影響を与える可能性があり、さらなる急騰に備えた対策の実施が不可欠な状況にあります。
電力広域的運営推進機関より公表されている需給見通しによると、今年度の冬期も寒さの影響により電力需給がひっ迫する見通しにあり、JEPX(一般社団法人日本卸電力取引所)卸市場の電気の仕入価格が大きく変動することが想定されます。
地域の電力会社では、上昇傾向の価格変動を燃料費調整額として徴収することで経営の安定化を図っており、弊社においても同様に燃料費調整額をご請求させていただいておりましたが、
弊社では電気の仕入先を、市場価格と連動するFIT電源や非FIT電電、その他相対電源、供給が足りない電力をJPEX卸市場からの調達するなどで電源の安定化に努めております。
この状況を踏まえ、今後も安定した価格で電力を供給させていただけるよう慎重に検討を重ねた上で、燃料費調整額に代わり、電源調達にかかる実質の費用に応じて電気料金を調整する「電源調達費調整制度」を導入することといたしました。この「電源調達費調整制度」では、弊社規定の方法にて電源調達費調整額を算定し、仕入価格が下がった場合はお客様の電気料金を減額調整し、仕入価格が上がった場合は増額調整させていただきます。
弊社としましては、皆様にご満足いただけるよう、今後ともサービスの質の向上に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
詳細は、こちらのPDFファイルをご確認頂くようお願い致します。